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特集:オーナーインタビュー | 街の未来が変われば日本の未来も変わるはず |荒川本店オーナー 青木 慶哉さん
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特集:オーナーインタビュー | 街の未来が変われば日本の未来も変わるはず |荒川本店オーナー 青木 慶哉さん

時おり冗談も交えながら「街の未来が変われば日本の未来は変わるはず」と真剣な眼差しで語る青木オーナー。2022年5月本社の1階にオープンしたばかりの『街中スナック 荒川本店』で今の率直な気持ちを伺いました。

街中スナック荒川本店オーナー 青木 慶哉 (あおき よしや) さん  

青木 慶哉さん | 街中スナック 荒川本店オーナー (東京都)
大阪府生まれ 。2012年に創業したMIKAWAYA21株式会社の代表取締役としてシニア向けサポート「まごころサポート」をFC展開、全国140箇所※を超えるFC加盟店と共に「コンシェルジュ」という新しい働き方を拡げ、高齢社会のソーシャルベンチャーとしてIPOを目指している。
MIKAWAYA21株式会社 :https://mikawaya21.co.jp
まごころサポート事業   :https://magocoro.me

※取材時での件数 2022年5月時点

【 高齢社会におけるソーシャルベンチャー企業 】として青木オーナーは、全国140店以上のFCを抱える本部を運営している。日本が抱える超高齢社会「2025年問題」が間近にせまる中、シニアファーストに徹底したサポート事業で全国の加盟店を牽引している。

MIKAWAYA21株式会社 荒川本店 改装中の写真

_____累計55万件以上ものサポート件数を誇る「まごころサポート事業」を行われているということですが、シニアにこだわった理由はなんだったのでしょうか?


青木:シニアに目を向けたのは僕自身が新聞販売店のオーナーをしていた時に行った購読者年齢調査がきっかけとなっています。読者の大部分がが50歳以上であったこと、契約時のサービスでよく使われる野球のチケットや洗剤よりも「ちょっと重たいものを運んで欲しい」「電球の交換はできないかしら?」なんていう声があったんです。それでシニアを対象として販促品の代わりに生活サポートをはじめました。その後この生活サポートサービスを全国に拡げようと思い、2012年に現在のMIKAWAYA21を設立しました。

____創業は2012年ということですが、当時から高齢化問題などの未来を意識されていたんですか?


青木:当初のアイディアでは高齢化問題を解決できるほどのスケール感はありませんでした。でも、まごころサポート事業を行う中でこの事業はいずれ全国のどの街でも必要とされる事業であるという感覚は持っていました。その中で、様々な出会いや大先輩のアドバイスをいただいて大きな志を持つことができ、全国展開へと踏み出しました。何よりもシニアの方から求められているサービスだということにやりがいを感じています。

社名の由来には 「21世紀のサブちゃん※になろう」という意味が込められている
(※国民的アニメ「サザエさん」内のキャラクター三河屋のサブちゃん)

___シニアへのサポートというと政府や行政の介入するイメージがありますが、補助金などの活用はあるんですか?


青木:最初から補助金や介護保険などの社会保障費は使わないと決めていました。僕たちがやりたいことはシニアが困っていることや、叶えたい要望にワンストップで応えるサービス提供範囲の広い事業であり、税金を使わないからこそ自由度の高いサービスが開発・提供でき、そこが今後ますます必要になると考えています。これまでのシニアは我慢をすることも多かったと思いますが、これからは多様な趣味や思考を持つシニアが増えてくると考えていて、だからこそこれからも民間サービスにこだわろうと思っています。

___戦後、多様な生き方をしてきたシニアの方々はどんなことを求めているんでしょうか?


青木:戦後、物資も食糧も十分でない中、必死で復興し、高度経済成長期には骨身を惜しまず働き、日本のG N Pを世界2位にまで押し上げたシニア世代の皆さんは、現役を引退した後も精力的に地域活動や趣味を楽しんできたと思うんです。みんなそれぞれの「人生の後半の過ごし方」があって、シニアになったからといって、今までやってきたことや、やりたいと思っていたことを、我慢したり諦めたりしたくはないだろうし、する必要もないと思うんです。それをするための、ちょっとした手助けやツールを求めてるんじゃないかと思っています。

取材時の青木オーナーの様子

___青木さんの考える「まごころ」のイメージはどういったものでしょうか?


青木:介護保険で専門的なサポートを受けていただくのは必要なことだと思っていますが、日々の不便や困りごとに制度上対応できないこともたくさんあるんです。僕たちは、社会保障費を使わずにシニアの生活をサポートしたいと先ほども言いましたが、それは、制度とは関係なく、法律に抵触しないものであればどんなご要望にもお応えしたいと思っているからです。でも、それは大層なことでなくご近所さんのちょっとした好意やおせっかいで解決してしまうことだったりします。まごころサポートはそれを仕組み化して、誰でも参加しやすいようにしたものかな、と思っています。

___「シニアサポート」という観点からだとスナックには縁遠いイメージが感じられますが何かきっかけのようなものはあったんですか?


青木:沖縄県の東大東島という最南端の小さな島に、以前まごころサポート事業を通じて行ったのですが、そこには3軒のスナックがあるんです。島民の方たちは「誰々と話したいから、今日はあっちのスナックに行こう」なんて、その3件をうまく活用しているんですね。その中で世間話をしたり情報共有をしたりというコミュニケーションが毎晩のように行われていて、スナックが『島の重要なコミュニティデザインの一要素』となっているんです。だからスナックを本社につくるのはまごころサポートの拠点で積極的に地域の交流も生まれるし、街づくりという観点からも必要になるのではないかと思っていたんです。

着工前に作成したパース/イメージ

___ということは…もとから"スナック建設案"が事業計画に入っていたということですか?


青木:そこまで具体的ではなかったですが、まごころサポートという事業は、最終的に街の未来を作っていくことなんです。

僕たちが荒川区に本社を構えたのは2年前のことですが、現在までに荒川区のシニアを対象に600件ほどのサポートを行ってきました。このサービスは「コンシェルジュ」と呼んでいる有償ボランティアの皆さまに支えられているんです。コンシェルジュに登録することで、地域の若者もまごころサポートに参加できるようになります。若者が自分の得意なことでシニアの方を支える、その結果として若者とシニアの交流が生まれ、街の未来が良くなっていけばと思って考えた仕組みなんです。

荒川区でまごころサポートを実施していく中で、シニアの皆さまから聞くことができた本音は「退屈」とか「寂しい」というネガティブものが多かったんです。そんな時におばあちゃんからこんな言葉をいただいたんです。「経済的に豊かになることより、私はたくさんの友だちがいることの方が豊かだと思うの」この言葉を聞いた時に、シニアの皆さまが求めている豊かさには仲良しや友だちが必要なんだと、気づきました。

まごころサポートは「関係人口」を増やしていくことで成長するモデルです。若い人だけのコミュニティだけに注目していても、若者の数は限られていますから関係人口は増えていかないんですよね。子育て世代であるお父さんお母さんなどの現役世代の方にも知ってもらうことで、グッと関係人口が拡がるんです。その点で街中キッサ、街中スナックには「世代を超えた仲良しづくり」という世代間をつなぐためのコンセプトがあって、そこにとても共感できたんです。

この街と10年,20年,50年と、どう付き合っていくのかを考えた時に本社の1階にそういったスペースがあっても良いなと。コンシェルジュがスナックに立つことによって、さまざまな世代の方たちの交流が生まれ、さまざまなアイデアも生まれる。また、それを応援する人、実現する人が現れることでさらに事業の多様化していくと思ったんですね。そんな街の未来にコミットする事業としてとても相性がいいと思い、本社の1階をスナックにしたいと本気になりましたね。

2020年 荒川区に本社を移した際の1階の様子

___逆に捉えるとこの2年間は、想定していたよりも"関係人口"は増えていなかったということでしょうか?


青木:その通りです。新聞折り込みや口コミ、ご紹介で知っていただける機会はありますが、街に浸透していくには限界を感じていました。だってまごころサポートって聞くだけだったら具体的にどんなことをするのか分かりにくいじゃないですか?(笑)まごころサポートの本質をしっかりと知っていただく「きっかけづくり」というのが足りていなかったんだと思います。

___スナックをつくる、社内での反応はいかがでしたか?


青木:役員のみんながワクワクしながら「これはまごころサポートに必要だ!」と全員が賛成してくれましたね。僕らが作りたかったのは「ただのスナックや飲食店」ではなく、コンセプトが「世代を超えた仲良しづくり」だったからこその反応だったと思います。

例えば調理をとても簡単にしていたり、バックヤードに入る時間を少なくして「会話を大切にする」ところにみんな共感していました。まごころサポート事業を通じて街のことを考えているからこそ「街づくりは仲良しづくりから始まる」ということに納得ができたのだと思います。

MIKAWAYA21のメンバーも参加し、街中スナックを体感

今まで出会わなかった人やコミュニティがつながること、知らない人同士が仲良くしたり、誰でも集える場所で、街の垣根を超えていく活動ができることをみんなで想像しながら、より良くするためのアイディアをたくさん考えましたね。だからこそ、ベンチャーとして予算も限られている中で、新規事業に慎重であっても僕たち全員の意見が一致したんだと思います。

___忖度なしでオープンまでの苦労話を聞かせてください、どんなことがありましたか?


青木:街中スナックを任せる責任者たちの「視点合わせ」が最も苦労した点です。どうしても本質からずれてしまい、飲食店にありがちな感覚を持ってしまいます。例えばですが10万円を売り上げよう!とか50人を集客しよう!というわかりやすい方が楽なんだと思います。この街中スナックで「街の仲良しづくり」という抽象的な表現は常に本質を見続けていないとブレてしまいがちです。具体的な施作まで落とし込んでいく時に手段が目的になっていないか常にみんなと足並みを合わせるところは本当に苦労しました。

___街中スナックをオープンしてから、経営面ではどのように感じていらっしゃいますか?


青木:まず、この街中スナックの役割は野球の送りバントのようなものですね。バントはホームランのような派手さはないものの、ランナーを送るという大事な役割を持っています。

街中スナックも収益面では赤字を出さないことは意識していますが、シャンパンやワインをどんどん販売して儲けよう、なんていうことは考えていません。目先の儲けだけに走ってしまうと回転率や原価だけを気にして、街中スナックの本質を見誤ってしまうからです。

カウンターに立つ青木オーナー

___スナックというとシニア以外のお客様もいらっしゃると思いますが、顧客層が拡がることで相乗効果はありましたか?


青木:オープンから2週間を過ぎて、相乗効果はたくさん出ています。まずはシニアの方が喜んでいただけていること、そしてよりまごころサポートに関心を持ってくれたことですね。徐々にではありますが、コンシェルジュの方にもスナックに立って接客をする時間を増やしている段階です。まごころサポートを通じて若い世代をエンパワーメントすることや、新しい働き方の提案というのも僕らのテーマの一つですから、街中スナックで若い方がコンシェルジュという働き方を知って応募してくれるのはとても大きな効果だと言えます。

___来店客の方はどのような方が多いですか?


青木:街中キッサではシニア世代が圧倒的に多いですね。「早起きしても行く場所がない」というシニアのお声から、朝の8時からオープンすることにしています。シニアの方たちがお話ししやすいように店内BGMも馴染みのある70年代の曲を流しています。病院に通う前にキッサで挨拶を交わしたり、スナックに常連として1杯だけ飲みにくるおじいちゃんなど、ちょっとした寄り道の場所として気に入っていただけています。ママを応援していただける方も増えてきて、店舗前を通るときにお店に向けて手を振っていただく光景も増えてきたのは嬉しいですね。

___今後の計画やどのように発展させていきたいと思っていることを教えていただけますか?


青木:今後は街に与える影響力をどんどん大きくしていきたいと思っています。そのためにバスツアーやゴミ拾いイベントなどを毎月企画して定例で開催していく予定です。

また、街中スナックのユニークな仕掛けの1つとして、街中スナック同士を営業中に映像を繋いで、モニター越しに交流することに大きな期待を寄せていいます。5月時点では福井と荒川本店の2店舗での接続ですが、これが20店舗や50店舗になっていくと毎日が日本最大級の街づくりイベントになるのではないかと思っています。

「街中スナック ふくい店」のママやお客さん と交流している様子

僕自身もこの仕組みを通じて、全国の仲間にこれからの地域の未来を明るく変えていくためのチャレンジをどんどん発信していきながら、同じ志を持った方々と切磋琢磨していきたいと思っていいます。皆さんから、あっと驚くようなアイディアが数々生まれてきて 日本の未来を少しでも明るい方に進めていければと思っています。

___これから加盟を検討されている方、特に街に対しての思いを持っておられる方にメッセージをお願いします。


青木:僕は仕事で大きな都市だけでなく、小さな町や村を訪問することもあるんですが、皆さんご自身の住んでいる街にとても愛着を持っていらっしゃいます。生まれ育った街だったり商売をさせてもらっている街がもっと活性化するためにはどうしたらいいだろうと、悩んでいる方が多いように思います。僕たちのまごころサポート事業にも取り組んで欲しいと思うんですが、同時に街中スナックにも挑戦して、街の皆さんの交流を図ることは、街にとって良い影響があると思います。

オープンから2週間で、この街中スナックが、街にとっての化学反応を起こす起点になることを確信しています。僕は東京都の荒川区西尾久で、他のオーナーさんは自分の街を変えていく、その一つ一つが繋がっていくことで日本の未来が変わると、本気で思っています。毎日毎日店舗同士がモニター越しにつながれる訳だから、面白いオーナーの皆さんとこのコミュニティーで化学反応を起こすことをとても楽しみにしています!

街中スナックを運営する (株)イナック代表 田中類 (写真左)と青木オーナー

住所:東京都荒川区西尾久3-20-4
電話番号:090-1403-5715
営業時間:喫茶 8:00〜17:00/スナック 17:00〜22:00
定休日:不定休
席数:8席
アクセス:都電荒川線 小台停留場より徒歩約1分
公式Facebook:https://www.facebook.com/machinaka.arakawa
公式Instagram:https://www.instagram.com/machinaka_snack_arakawa/

街中スナック加盟店オーナーインタビュー 青木 慶哉さん
街中スナック荒川本店 (出店エリア:東京都) | 取材 | 街中スナックnote編集部
株式会社イナック 公式HP : https://inac.co.jp (加盟に関するお問い合わせ先)


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